「名作絵画とジュエリー」を書くにあたって |
扱っているジュエリー自体は高品質で美しく、見ているとワクワクしたものでした。
入社後間もなく、日本ではまだ馴染みの浅いアンティークジュエリーを販売することになり、ひと通り基礎を学びました。
私がアンティークジュエリーに興味を抱いたのは、ジュエリーの一つひとつが、実に興味深い、由来やストーリーを持っているからです。
言い換えると、そのジュエリーを見れば、制作された時代背景や制作の意図、その宝石が何であるか等がよく分かるのです。それはまさに夢を追うような楽しい作業です。
それは多分に、幼い頃からの私の嗜好によるものが大きいと思います。
時代の変遷と共に移り変わる歴史や、そこに出来上がった文化の必然性などに非常に興味を持っていました。それはアンティークジュエリーの謎を紐解く作業に実に似ていると思うのです。
今回は、新しい試みとして、名作と言われる絵画の中に描かれているジュエリーにスポットライトを当ててみたいと思います。
名作と言われる絵画は古くから存在しますが、その中でも今回はルネッサンス期以降に制作された肖像画を中心とした絵画に絞って書いてみたいと思います。
ある時は絶対的な権力の証として、純粋な愛の証として、また富の象徴として、太古から珍重されてきたジュエリーが絵画に描かれた意味。
それには深い意味があるのだと思うのです。それらに隠された謎解きをこれからしていきます。
名作絵画に描かれたジュエリーについて深く掘り下げることによって、少しでもジュエリーへの期待や夢が膨らんで、ジュエリーに興味を持って頂ければ幸いです。
Ken
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宝石、ジュエリー
世界史(世界歴史)
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